みかけ赤卍@脱サラデュエマ部

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GP 6thにて 個人9-0 チーム Best64 を達成しました。

 

 

 

 

デッキリスト

 

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4 x 卍デ・スザーク卍
4 x 堕魔ヴォガイガ
4 x 堕魔グリギャン
4 x 堕魔ドゥシーザ
4 x 堕魔ドゥポイズ
4 x 堕魔ヴォーミラ
4 x 堕魔ヴァイシング
2 x 追憶人形ラビリピト
1 x 盗掘人形モールス

4 x 暴走龍5000GT
3 x “乱振”舞神G・W・D
2 x 百万超邪クロスファイア

 

 

 

 

《構築経緯》

 

  2月下旬からGP6thに向け強い要素を探っていたところ、無月の門ギミックの安定性・奇襲性に着目し、デスザークを軸に構築を組んでいくことに決めました。

 しかし、卍だけではデッキパワーが低く、卍だけでは盤面処理やフィニッシュ能力が低いことに気づきました。課題をクリアするために着目したのが墓地ソースデッキのフィニッシャーである 暴走龍5000GT と 百万超邪クロスファイア でした。5000GTのトリガー獣を封殺する能力とクロスファイアのタップインした大型獣を殴り返す能力、どちらも卍と強力なシナジーがあります。こうして黒タッチ赤卍の構築を進めて行きました。

 有り難いことに3月の静岡CSにて、きょーねぎ君にプロトタイプを使ってもらい、6-3でこれはいけるなと確信。

 GP直前には環境から最も不利対面であるムカデループが消えていたこともあり本番で使うことを決心。細かい調整を前日まで続け、上記のリストを持ち込みました。

 

 

 

《解説》

 

  赤を足す強みは、単純に火文明のカードパワーが高く、5000GT・クロスファイアが卍と強力なシナジーがあるところです。

  ジョーカーズやバスターはもちろん、黒単卍にも強くなりイージーゲームが増え、さらにフィニッシュまでの時間が短い事が今回のGP6thで使用した理由でもあります。

 

 

採用カードについて

 

  卍デ・スザーク卍 4

➡︎デッキの核 

  ドゥシーザ ドゥポイズ  各4

➡︎刺さらない対面がほとんど無く、必須カード。ドゥポイズ 4に疑問を感じるかもしれませんが、このカードは5000GTで死なない上にオリオティスジャッジもケアできる優秀なフィニッシャーです。

  グリギャン  4

➡︎墓地肥やしでありブロッカー。必須カード。

  ヴォガイガ ヴォーミラ ヴァイシング 各4

➡︎優秀なリソースカード達。後半のトップデッキを強くするために各4、これにより黒単卍に強く出れます。

  ラビリピト 2

➡︎このカードは前日まで悩みましたがメタゲームがコントロール寄りになってる事を意識し、アナカラーのロストソウルが強くてこのカードが弱い訳無いと思い採用。本番では特に青白ロージアダンテに対してしっかりと仕事をしてくれました。ヴォガイガの魔導具軽減や5000GTのコスト軽減と組み合わせるので見た目以上に使いやすいです。

  モールス 1

➡︎フルクリーチャーであるこのデッキにおいて最強の墓地回収。回収がヴァイシング と合わせて5枚入るので、しっかりとプレイして5000GTが着地出来ない事はまずありません。

  暴走龍5000GT 4

➡︎フィニッシャー。バスター・ジョーカーズ ・魔導具を問答無用で封殺でき、卍の弱点であるトリガー獣をケアして殴りきれる点で最強のシナジーを生み出しています。3枚で回していましたが4枚あっても困らないところや、初手に引いた場合キープしておきたい場合がほとんどなので4投。

  “乱振”舞神G・W・D 3

➡︎盤面除去。卍はセンノーやオニカマスは効かないものの、オリオティスなどの白メタクリに弱い点を解決してくれるカードです。トップメタのジョーカーズ に強くしたい事から3投。

  百万超邪クロスファイア

➡︎打点でありタップイン問答無用で殴り返す除去でもあります。ボルシャックドギラゴンなどのバトル系も貫通できるのも高評価です。しかし、基本フィニッシュにしか使わないのと5000GTを優先したいため2投。

 

 

  グリペイジ・ドゥグラス・バギン・スパイナー の不採用

 

  グリペイジ

➡︎バスターとサザンの環境ならそこそこ強いのですが現環境はドロソが強力でランダムハンデスは弱いと感じラビリピトを採用。

  ドゥグラス

➡︎トリガーで出た時も、トップで引いた時も弱いと体感し不採用。

  バギン

➡︎一般的な黒単卍に入っているこのカードですが、テンポよりも除去や墓地肥やしを優先したかったため不採用。魔導具ではないしドゥポイズ で死ぬ点もマイナスポイント。

  スパイナー 

➡︎3月くらいのプロトタイプには採用していたましたが環境が少し低速化した事や単純に新魔導具登場で枠が無く、このカードで勝った試合はトータルで見るとあまり無いため不採用。

 

 

  プレイング

 

 初めに、このデッキはプレイングが難しい部類に入ると思います。なので実際に扱ってみてから参考程度に読んでください。

 初手に来た場合キープするカードとしないカードがあります。キープするのは具体的に言えばデッキの核である卍と5000GTです。ここはわかりやすいですがこのデッキは他のパーツもカードパワーが高いために置くマナに困ると思います。基本的には相手のデッキタイプに合わせて取捨選択していきますが、大体は後半にしか使わないカードであるクロスファイアやヴァイシング かドゥポイズ を優先します。

  有利対面の場合はゴールが卍・5000GT+αを並べて殴るだけなので初手からゴールを意識していれば自然と勝てると思います。

不利対面の場合が問題ですが、緑単に関してはドゥシーザでビートして最後までクロスファイアやGWDのSAで押し込める事を覚えておいてください。コントロール寄りの相手にはラビリピトが良く刺さります。そこを意識しつつ最後には殴るタイミングを上手く見極める事が重要です。

 

 

⦅あとがき⦆

 

  今回私はGP 2ndに続き自分の考えたデッキ構築で結果を残す事が出来ました。またBest64止まりで悔しい一方、個人全勝という達成感が大きいのも事実です。

チームメンバーのしぐしぐさん(@sigsig428)、ついんくん(@Twin_Rb)には本当に感謝しています。しぐしぐさんには一週間前にジョラゴンマンハッタン型ジョーカーズ を使ってくれと言ったにもかかわらず一瞬で用意してくれたり、ついんくんは私がバスターよりドロマーダンテがいいと言ったら素直に受け止めてくれたりと、スムーズに準備が進んだ事も勝因の一つだと思います。また、本番中もチーム戦でしか味わえないゲーム展開や喜びの共有などとにかく最高の思い出です。

他には調整に付き合ってくれた横浜の方々、特にれぐな君、ぽか君、フェリス君、なんなん広場のみんな、本当にありがとう。

 

私は基本的に大型大会しか出ないつもりなので次は金沢か京都で会いましょう。

 

読んでいただきありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

おまけ

 

対面デッキタイプ

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Best64デッキタイプ

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